先月、お客様から電話相談を受けました。
東京の方だったのですが、このような内容でした。
・去年、更新の診断書を提出したが結果通知がまだ届かない。
・年金事務所に確認したら通知の発送は遅い時期を指定された。
・今までこんなことはなく、等級が下がるため通知が遅いのか?
・実は診断書で気になる記載があり、別の社労士のサイトでは「審査上不利になる」と書いてある。
ご本人は診断書の写しを持っていましたので、内容を聞き取り診断書の気になる記載も含めて私の考えを伝えました。
私の回答を聞いて、ご本人は少しほっとした様子でした。
そして最後こうおっしゃいました。
「もし等級が下がったら、先生に審査請求をお願いしたい。」
「東京 障害年金」で検索すればわかりますが、東京にも障害年金を扱っている社労士が大勢います。
にもかかわらず、わざわざ茨城県の私に依頼したいと言っていただいたので、喜んで了承しました。
※もちろん等級が下がらないことが一番ですよ(笑)
なお、よく社労士のサイトには「○○だと有利になる」「△△だと不利になる」と書いてありますが、あまり気にする必要はありません。
あくまでも精神の障害年金の場合は「総合認定」です。
診断書や病歴就労状況等申立書などあらゆる書類の記載内容を考慮して等級が決定されます。
そのため一つの記載だけで等級が下がることはまれです。
医師には内科や外科など体の部分に応じた専門の医師がいるように、心にも専門の医師がいます。
もし、心の病にかかってしまった場合は、精神科、又は心療内科を訪れることになります。
そして、この2つの診療科には次のような違いがあります。
精神科
精神科とは心の不調を伴う症状や病気を扱います。
うつ病、双極性障害、統合失調症、不安障害などがこれにあたります。
これらの疾患によって引き起こされる不安感、抑うつ、不眠、幻覚、妄想などの症状はレントゲンや採血では確かめることができません。
そうした心の中に原因があり、そこで発生するものは精神科の分野となります。
心療内科
心療内科とはストレスなど精神的な原因によって起こる「身体の病気」、具体的には心身症などを扱います。
原因は心にあっても、実際に症状が現れるのは循環器、呼吸器、消化器、泌尿器などの身体のため、それを対処するものとして内科の名前がつけられています。
このように、精神科と心療内科はその症状によって分類されています。
身体の症状がなく精神的な問題を相談したい場合は、心療内科より精神科を受診したほうが適切と言えます。
ただし、この2つの診療科は関連性が深くはっきりとした区分けが難しい症状も多いため、精神科と心療内科の両方を掲げている医療機関も多いです。
また、「精神科」では患者の気持ち的な敷居が高いため、あえて「心療内科」としているところもあります。
そのため、あまり深く考え込まずに、まずは医療機関に受診することが大切といえます。